日東電磁株式会社は、昭和28年(1953年)、初代の伊東光政が日東電磁製作所を創業して以来、戦後日本の産業化、特にエレクトロニクス産業の発展とともに、着実に歩んで参りました。

お客様の多様なニーズにお応えするべく、創業の地である東京工場に加え、群馬工場、戸田工場、戸田南工場を開設し、増産体制の強化ならびに各評価試験設備の拡充を図り、品質向上はもとより新製品の開発も進め、その結果、製品の優秀な点とあいまって、技術開発能力を評価され、国内外よりご好評とご信頼、そしてご愛顧を賜り現在に至っています。

これも、ひとえにお客様のご理解・ご支援の賜物と深く感謝する次第です。

創業から70年以上に渡り、高難度・多品種の製品を製造してきた経験を活かし、お客様のニーズに合わせた“ものづくり”を真摯に取り組み、社員一丸となって業務に励んで参ります。

今後とも尚一層のお引き立てとご愛顧を賜りますようお願い申し上げます

代表取締役社長　伊東 貞二

創業者である伊東光政は、昭和13年、元大日本化学機械株式会社(日本重工K.K)に入社。その後、昭和16年河端製作所に転社し、戦後日本ステアタイトK.Kを経て、当時著しく高性能であった高周波絶縁物及び酸化チタンセラミックコンデンサの需要に応じるため、昭和28年8月28日に有限会社日東電磁製作所東京工場を創設いたしました。

以来、鋭意技術の向上を図り、高度な製品製造にも積極的に取り組みながら、生産体制を拡充し、昭和31年6月25日に株式会社へ改組。

更に一貫作業に移行できるように生産設備を増設し、昭和31年8月に群馬県邑楽郡邑楽町に群馬工場を開設しました。大量生産の立地条件に恵まれた本工場は、都心より約90分の地の利を得て、随時製品の搬入を行っております。

平成8年1月に戸田工場を開設し、同年2月には、従来のセラミック・生産設備に加え、株式会社東芝社よりセラミックコンデンサの生産設備を一括購入し、生産増強を実現しています。尚、生産設備と共に評価試験設備も導入し、販売代理店も全て移管されています。

平成21年5月には戸田工場を改築し、令和４年２月には戸田南工場を開設。令和５年3月には本社を創業の地である東京都板橋区から埼玉県戸田市に移転し、更なる生産管理体制の強化や品質向上、業務の効率化などを計り、多様なニーズにお応えできる生産体制の構築を進めています。

電子部品及びセラミックス製品の製造・販売